症状チェックリスト

そううつ病

下記のような、活動的な状態と極端な落ち込みを繰り返すということが続いている場合は、そううつ病(双極性障害)が疑われます。

  • 普段とは異なるような、異常に高揚した開放的な気分が1週間以上続いている
  • 徹夜しても翌日に支障がほとんど出ないと思う
  • 一日2~3時間しか眠らなくても日常生活に支障が出ないと思う
  • 車の運転をするときに同じ道を走っていても、日によってすごくスピードを出してしまう日と、とてもゆっくり走ってしまう日がある。
  • ギャンブルや買い物などで、極端に浪費をしてしまう日があり、後でなぜそんなことをしたのかがわからなくことがある。
  • イライラしたり、怒りっぽくなったりしている
  • 肥大した自尊心または誇大感がある
  • 普段よりも饒舌になる、あるいは喋り続けなくてはならないと感じる
  • 考えが飛躍したり、思考が頭の中をかけめぐっていると感じる
  • 注意力が散漫になっている
  • 後で苦痛になるとわかっていても快楽的な活動を過剰にしてしまう

ご自身が当てはまる、またはご家族の方から見て当てはまると思う項目が、印のものは1つ以上、印のものは2つ以上ある場合は、お近くの心療内科・精神科を受診することをおすすめします。

てんかん

下記のような項目が何回も起きたことがある場合は、てんかんが疑われます。

  • ・意識を失って全身を硬直させてガクガクと震える発作を起こしたことがある
  • ・体の片側の一部にまひやしびれを感じることがある
  • ・急に体の力がガクッと抜けて倒れたことがある
  • ・意識はあるものの、体の一部のけいれんが数秒から十数秒続くことがある
  • ・発熱によって起こるひきつけがある
  • ・突然に意識がなくなり、ボーっとした状態が数秒から十数秒続くことがある
  • ・目の前のものの大きさが変化したり、遠近感がわからなくなることがある
  • ・突然、全身がピクンとした直後に一瞬力が抜けることがある
  • ・テレビやゲームなどチカチカした光の刺激でひきつけを起こしたことがある
  • ・脳卒中をわずらった後にけいれん発作を起こしたことがある
  • ・眼や顔が片側に強くひっぱられることがある

ご自身が当てはまる、またはご家族の方から見て当てはまると思う項目がある場合は、お近くの心療内科・精神科を受診することをおすすめします。

統合失調症

下記の項目が2週間~1ヶ月以上当てはまる場合は、統合失調症が疑われます。

  • 自分を責めたり命令してくる、正体不明の声が聞こえる
  • 自分は誰かに操られていると感じる
  • 頭の中が騒がしいと感じることがよくある
  • 頭の中で勝手に思考が続いて、自分でも止められなくなる
  • 独り笑い、独り言を言っていると、家族や友人などの周囲の人に指摘される
  • 自分の考えていることが周りにもれていると感じる
  • 小さな音でも過敏になり、注意をそがれたり、興奮するようになった
  • 誰かから監視されたり、盗聴されたり、ねらわれていると感じる
  • 極度の不安や緊張を感じるようになった
  • みんなが自分の悪口を言ったり、嫌がらせをすると感じる
  • 「楽しい」「嬉しい」「心地よい」などと感じなくなった
  • 人と話すのが苦痛になり、誰とも話さなくなった
  • 直前のことを思い出せなくなったり、頭が混乱して考えがまとまらなくなった
  • 部屋に引きこもり、1日中ぼんやり過ごすようになった
  • 1つのことに集中したり、とっさの判断ができなくなった
  • 何をするのも億劫で、意欲や気力がなくなった

ご自身が当てはまる、またはご家族の方から見て当てはまると思う項目が、印のものは1つ以上、印のものは2つ以上ある場合は、お近くの心療内科・精神科を受診することをおすすめします。