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食事について気を付けた方がいいことはありますか?
さいたま市の心療内科 宮原メンタルクリニックです。

うつ病になると食欲が減退したり、逆にストレスから食べ過ぎて太ってしまう事もあります。
ではうつ病になった場合、どんな食事が良いのか?
またどういった点に気を付ければ良いのでしょうか?

まずうつ病になると食欲自体もなくなる事が多く、食事の内容以前に食欲を持たせる様な薬を飲み改善する事があります。

その上でどんな食事が良いのか?というポイントが出てくる訳ですが、うつ病は脳内の神経伝達物質の異常から引き起こされるという見解があります。

その物質とはセトロニン、ドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質で、この3つの物質がバランスを取りながら私達の身体や精神面をコントロールしているのですが、何らかのきっかけでこれらの物質が欠乏してバランスを崩すと、うつの症状を起こす可能性があります。

ですので逆に言うとうつ病での食事で気を付けたいのが、これら3つの物質を維持出来る様な食事を意識する事が必要です。
主にそれを補う食事としてはアミノ酸を含む食べものが、欠乏した脳内の3つの物質を補ったりバランス良くしたりすると言われています。

アミノ酸はタンパク質が分解されて作られるので、タンパク質を控えた食事が多いとうつ病になり易いとも考える事が出来るので、良質なタンパク質を効率良く摂取する事がポイントとなります。

乳製品である牛乳やチーズ、豆類である納豆や豆腐などは脂肪やお米などの炭水化物とのバランスも良いとされています。
他に主となるおかずは肉類は鶏肉が良いと言われ、魚介類も良いとされています。

この様にトータルして考えると、うつ病に限らず身体に良いとされる食事を意識する事は結果としてうつ病である人にとって一石二鳥となる可能性が大きいと考えられます。

後はそれを継続して規則正しく摂取すれば、脳内の神経伝達物質が正常な状態を保ち易いのでうつ病の人には、食事何を?いつ?どの様に?摂取する事が大切なのかが理解出来ると思います。

薬もうつ病治療においては欠かす事の出来ないものですが、私達の身体の組織を形成するのは口から体内に入る食事です。
食事で体内の神経や組織を正常に保つ為に、良質なタンパク質を効率良く摂取する様に心掛けましょう。
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さいたま市北区の心療内科 宮原メンタルクリニックでは、
うつ病・睡眠障害(不眠症)・不安障害・パニック障害など
こころの症状の治療を行っております。
さいたま市北区以外にも、大宮区・浦和区・上尾市・桶川市などから
患者様にご来院いただいています。
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