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運動について教えてください。
さいたま市の心療内科 宮原メンタルクリニックです。

うつ病になると何もする気が起こらなくなり、そとに出るのもおっくうになりがちです。
しかしずっと家に閉じこもったまま注ぎ込んでいても、うつ病の症状は緩和する事はありません。

ただ何も意欲が湧かないのに無理に何かをしようとしても、それが返って逆効果になってしまうのもうつ病の性質とも言えます。

ではうつ病に良い運動はどの様なものなのでしょうか?またうつ病の状態で運動するにあたり、気を付けなければいけない点はどの様な事なのでしょうか?


まずうつ病の状態で運動をするにあたり一番気をつけたいのが、無理に運動をする事でこれは意欲がない状態で逆効果となります。

ではじっとしていれば良いのでは?と当然思うかも知れませんが、それもまたうつ病を改善する為には好ましい事ではありません。

うつ病の治療中には精神的気分的に波があり、じっとしていたいと思う時と何かしようと思う時といった波が出てきます。

この何かしようと意欲が湧いた時に運動をするのがポイントで、更に自分がストレスを感じない運動が適切です。
例えばそれが歩く事であった場合は、ウォーキングという感覚より散歩といった感覚の方が最初は良いでしょう。

外に出て自然な空気を吸う、日光を浴びる事は私たちの体にとってとても重要な事で太陽の光を浴びる事で人間の免疫力を高めるとされています。

ですのでまずは外に出て日光を浴びながら軽く体を動かす事から始めて、それで気分が少しでも軽くなるのであればまた外に出る事自体も抵抗がなくなり良い方向へと向かいます。

また運動にはストレス解消の効果がありうつ病防止にも効果があるとさえています。
それはうつ病になった時に欠乏するセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンにも好影響を与えるとも言われているのでうつ病の治療中には運動は取り入れた方が良いのです。

しかし冒頭にも記述して様にうつ病になると運動をしようという意欲自体が沸かないのが最大の問題点でそれを改善するには、気分の良い状態の時の軽い散歩程度から入るのが方法的には良いと感じます。

うつの状態が大きく改善されてくれば、その後も定期的にストレスに感じない程度の運動をする事でうつ病の再発防止などには運動が効果的な役割を果たすでしょう。
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さいたま市北区の心療内科 宮原メンタルクリニックでは、
うつ病・睡眠障害(不眠症)・不安障害・パニック障害など
こころの症状の治療を行っております。
さいたま市北区以外にも、大宮区・浦和区・上尾市・桶川市などから
患者様にご来院いただいています。
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